アルファベットを習った生徒に、次の単語を読んでくださいと聞いてみてください.①tap②tape,③tail,④ball,現行の指導要領では、アルファベットの名前読みしか習いませんが英単語には読み書きのルール(フォニックス)があるのですtapは(1文字読みをくっつけてトゥ・ェア・プ=タップ)というう基本ルールです、この1文字基本読みさえ知っていれば大抵の英単語は読み書きできます。dドゥ・oオ・gグ)dog (ドッグ)cクaェアtトゥcat(キャットゥ)のように3文字読みができると、あと少しのルールさえ知っていれば中学英語の単語はほぼカバーできます
小学生の英語指導でどこまで指導するか?
ところがフォニックスにはルールが多く小学生には難しいものも多いです。②tapeでは語尾のeは、サイレントeとかマジックeと呼ばれ1文字前の母音の読み方が名前読みに変化するというルールがあります。ですから、apeの場合、aエイpプe読まないとなりTAPEは、Tトゥaエイpプe読まない(テイプ)となるのです。。makeなら、なら、mムakeエイク(メイク)となりますし、
③tailは、aiの二重母音はaだけ、名前読みしてiは読まない、tトウ・ailエイtailテイルとなり、④ballの場合alはオーと読みbブal
オーlル(ボール)と発音し同じaの発音でもさまざまなルールがあるのです。このように一見難しそうに感じるため一部の大人の判断で、フォニックスの徹底指導が避けられているのかもしてません。
私は小学生中学生には1文字読みだけ教えれば十分だと思っています。ただ、フォニックスの指導は、経験上難しいと思います。中途半端に教えても効果がないし教えすぎても混乱を招くだけですし、今、小学校の現場は指導法をめぐって混乱しているのではないでしょうか、私はフォニックスと出会って30年になりますし、その効果と指導法を熟知していますので今後このブログで公開してまいります。皆さんよろしくお願いいたします。