「語根で覚える受験英単語」(イケタン)語根bene「よい」(この記事はアメブロのリライトです)

語根 bene「よい」

バディ語 Benesse「ベネッセ」

「ベネッセ」という名前の由来

ラテン語の bene (正しい、良い)と esse (生きる、暮らす)を組み合わせた造語で、前向きに人生を謳歌する、人間味豊かな生き方を象徴的に表現している。(ウィキペディア)

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この語根を含む単語は多いのですが、受験単語となると限られます。今日のターゲット語はbenefit「利益・恩恵」とその派生語beneficial「有益な」です。この語は重要なのでグループとしては2語しかありませんが、取り上げました。
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bene「よい」を含む、基礎単語が見つからず、語源を調べているとbonus「ボーナス」という語が見つかりましたが、この語とbeneには文字の開きがあるので、バディ語にはなれません。この語は、bon voyage「ごきげんよう」というフランス語でもわかるようにbonはgoodの意味になります。ただ、beneを探していて思いつく単語はbenesse「ベネッセ」という通信教育の大手しか浮かばなかったので、調べてみるとまさにbene「よい」からきていました。

ターゲット語 107 benefit「利益、恩恵」

派生語    108 beneficial「有益な、ためになる」

benefit=bene「よい」+fit「行為」で、よい行為を御叶えば恩恵が得られるという意味です。He got a lot of benefit from their friendship.「彼らの友情は非常に彼のためになった。」profit「利益」が、物質的な儲けや利益を表すのに対し、benefitは精神・肉体・道徳などで向上や改善があることを表します。

この語根が重要なのは上級後にあります。benesseからbenefit, beneficialを覚えたら、次の語も覚えられるかもしれません。

benediction「祝福」 bene(良い)+diction「言う」でよいことを言う→「祝福」。dictionは、dictionaryに代表されるようにdicという語根は「言う」を表します。

benefaction「慈善行為」 bene(よい)+fact(行う)+ion(名詞)で、文字通り善い行いのことです。また、fac,fact,feat「行う」で後から出てきます。factory「工場」fact(行う)+ory(場所)となります。

benefactor「恩人」bene(よい)+fact(行う)+or(人)で、良いことを行う人のことです。

基礎語彙が増えていくと、バディ語となる語も増えグループを増やしていくことができます。受験生の場合、無理してターゲット語以外を暗記する必要はありません。ただ、語根の知識が増えるとドンドン語彙を増やしていくことができるという実感は持てると思います。上の3つはすべて英検1級の単語です。

注意 語源については、根拠に基づいてはいますが、主観的な脚色はお許しください。あくまで、単語を暗記することが目的です。


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