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Quizletによる教材が充実してくるにつれて池田塾の指導法は劇的に変化した。Quizletは、語学専用アプリなので、音声機能がついているため、私がLLで実践していた指導法よりはるかに効率的である。そしてLLシステムの代わりに生徒用のパソコンを購入して生徒に徹底指導することに決め、デジタルLL=DiLLシステムと命名して現在も独自コンテンツの開発に努めている。ある業者の方がMoodleと言いうものを教えてくれてこれがすべてのカギになると思い。早速本を購入したものの、私にはまったくわからない世界でした。ただそれは、LMS(学習管理システム)を構築するものだとわかっただけに終わりました。Moodleroomという商品もありましたがこれも初期投資やランニングコストがかかるもので学習塾には向きません。無料にこだわり探していると、googleclassroomやマイクロソフトLMSというものがありましたがこれはすべて学校法人向けで学習塾には導入ができないものばかりでした。しかも、その当時文科省や経産省が、学校に本格的に導入するためのプラットフォームを構築する動きもあり、学習塾にとっては、絶望的な未来が待っているということに気付いたのです。国の方針で。学校のクラウド化に本気で取り組む姿勢は。大手の学習塾産業にとってはチャンスとしてとらえられ。LMSの開発や各種塾向けのアプリ開発が進んだようです。今2020年コロナ禍にあって、当時からクラウド化に取り組んできたところは現在のようにリモート学習が普通に言われる世の中になってまったく困ることはないはずです。Classiをはじめすべての環境が整っているにもかかわらず学校の対応は遅すぎます。我々学習塾にとっては学校がもたもたしてくれるのはありがたいことですが、学習塾と言っても、資本のある大手予備校や、IT企業には校紀かもしれませんが我々私塾は、逆に危機的状況にあります。私は、2019年に倒れる前からこうなることは予想していました。